パソコンのメモリーはどんな役割をしているの?

パソコンの性能を見てるときに、よくメモリーと書かれていると思います。メモリー(Memory)とはPCパーツの1つで『記憶』するパーツになります。

メモリー例えると、机の上のスペースです。机の上が広ければ広いほどたくさんの作業を同時にできます。つまり、メモリー容量が多ければ多いほど、処理能力が高いといえます。

メモリーの容量がたくさんあるとこんなときに役立つよ!

メモリー容量が多いと、アプリケーションを複数立ち上げた時に、カクつきが起こりにくくなります。

ブラウザータブ画面
Yahooは軽いですが、このようにタブを複数開きすぎるとメモリ消費量も増える

サイト閲覧しているときに、タブを開きすぎて画面の読み込みが遅い!なんて経験は誰にでもありますよね~メモリー容量が多いと記憶できる部分が増えるので、快適に閲覧できます!

メモリー容量が少ないとフリーズに悩まされる

容量は少ないよりも多い方が良いのはわかると思います。少ないとどうなってしまうのでしょうか?

通常、メモリー容量が足りないときには、その不足した分をハードディスクが代わりの役割をします。(仮想メモリーと言います。)

メモリーが足りない分、ハードディスクに負担が掛かってしまうということです。その結果、動作が重くなったり、フリーズすることもあります。

メモリー容量の目安は?どのくらいあったらいい?

普段どのようにしてパソコンを使うか、また使っているOSでもメモリーの消費量は違うので、どのくらいメモリーがあったらいいか変わってくると思います。

2019年時点のPCショップを見ますと、8GB~が基本になっていますが、特別なアプリケーション(処理が重いもの)を使うならさらにメモリーは増やした方がいいかもしれません。

PCゲーム、イラスト制作、3Dモデル制作するならメモリーは多めに!

私が思いつく限りですが、メモリー消費しやすい場面としては、PCゲームやイラスト制作するときだと思います。

オンラインゲームのジャンルにもよりますが、メモリーは多ければ多いほどサクサク動きます。メモリーを増やしただけでベンチマークスコアがあがることもあります。

クリップスタジオ画面

私が使っているイラストソフト、『クリップスタジオ・プロ』では推奨メモリーは8GBとなっていますが、8GBだとたまにカクつくことはありました。16GBになった現在カクつきは、ほとんどありません。イラストソフトはメモリー消費も大きいので増やした方がいいかも!

また3Dモデルなどを制作する場合もメモリー容量は多い方がいいでしょう。

個人的にクリエイター、ゲームプレイする人は、16GB以上あった方がいいと感じます!普通にサイト閲覧、動画閲覧などしかやらない場合は8GBでも十分だと感じます!

サイト閲覧するなら使うブラウザを変えるだけで快適になる可能性も!

ブラウザーロゴ画面

実は、使うブラウザによってサイト閲覧の快適さはだいぶ変わります。私は『Fire Fox』『Google Chrome』の二刀流ですが、Fire Foxの方が断然動作が重い!

ちょっと長時間使ってたり、タブを開きすぎるとメモリー消費がとんでもないことに…!メモリー消費を抑える方法は確かにありますが、それでもGoogle Chromeのがサクサク動きます。

メモリーが足りないと感じたらブラウザ変更するのもオススメです!

BTOで考えるメモリーのあり方

メモリーについてもう少し補足してみます!

何もしてなくてもメモリーは消費する

パソコンを起動したら既にメモリーは消費されています!OSもメモリーを消費していますし、立ち上げ時のアプリケーションソフトでもメモリー消費されています。つまりPCで何かをするときには、自然とメモリーが使われているんですね!

少し上で触れましたが、使っているOSによってもメモリー消費量が変わってきます。基本的に新しいOSになるほどメモリー容量を多く使うと思ってた方がいいでしょう。

最近のOSやソフトウエアなどを考えると、最低限8GBあった方が良いと思います。さらに16GBなら2019年時点ではよほどのことがない限り困らないと思います!

後からでも簡単に増設できる

メモリーの増設って結構簡単です。増設というと難しそう!なイメージがありますが、差し込むだけで増設できちゃいます。自信のない方にはオススメしませんが、個人的に一番簡単な増設パーツだと思ってます。

現在使っているパソコンがカクカクしてる場合や、明らかにメモリー容量が足りないときは増設することを検討するのもいいと思います。

パソコンパーツのなかでもメモリーは価格も安いのでぜひぜひお試しを~