外付けHDDとは

外付けHDD〕(外付けハードディスクドライブ)
パソコン本体にUSBケーブルで接続するHDDのことです。
データ(ファイル)を保存・移動するときに使われています。
似たようなものに〔USBメモリ〕などがあります。

 

 

容量について

価格はメーカーや容量によって変わってきます。
外付けHDDの一般的な容量として、500GB~2TBほどとされています。
使っているファイルサイズを事前に調べておくと選びやすくなると思います。

なかには3TB以上のものもありますが、
価格の安さを求めるなら、1TB~2TBのものを選んだ方がお得です。

 

USB端子やケーブルを確認する

最近はUSBが2.0対応のものと、3.0対応のものが存在します。
簡単に説明しますと、転送速度の差です。
一つ注意点として、PC本体が2.0対応だと、外付けHDDが3.0でも意味はないです。
購入する前に、使っているPCの端子部分がどちらに対応しているか調べる必要があります。

2.0と3.0の簡単な見分け方は、接続部分が青いかどうかです。
PC本体の方も青くなっていれば3.0対応していることになります。

 

 

外付けHDDとUSBメモリの違い

どちらもデータを持ち運びできる点は一緒です。
一番の違いは構造の大きさと、容量の大きさです。

USBメモリはコンパクトな手のひらサイズですが、外付けHDDはそこそこの大きさがあります。
大容量のファイル移動や、保存は外付けHDDが便利ですが、
ちょっとした小容量ファイルを保存するならUSBメモリをおすすめします。

 

 

外付けHDDのメリット

データ保存といえば、CDやDVDを利用する人もいますが、
バックアップをするなら外付けHDDがとても簡単です。

まず第一のメリットは保存容量が大きいことです。
最近のものでは1TB~2TBもあるので、
容量が大きくなる動画、音楽、高解像度の画像を保存するときにも活躍します。

そして外部接続の最大のメリットは複数PCとのデータ移動もできることです。
例えば、自宅に2台パソコンを持っている場合、別のPCにデータを移動したい!なんてこともありますよね。
そんなときにもケーブルを繋ぐだけで、楽々別PCに移動できます。

 

 

HDDの寿命はどのくらい?

故障や寿命って気になりますが、一般的にいわれているのが2,3年くらいです。
ですが、場合によっては、5年、10年もつこともあります。
2,3年というのは目安のようなものだと思ってください。

壊れにくいものを選ぶときには、製品の違いやメーカーの種類ではなく、
使っている環境を見直すことが大切です。

 

 

長持ちさせる方法

上記であげたように、電子機器には平均があります。
ただ、使い方次第では長持ちさせることもできます。

第一に、HDDは電源のON、OFFによって負担が掛かります。
使用回数が多ければ多いほど寿命も縮まります。
パソコン本体の電源が入ると外付けHDDの電源も入ってしまうので、
負担も大きくなり、その結果、使える期間も短くなってしまいます。

そのため、常時PCに繋げておくよりも、使わないときにははずしておくことをおすすめします。

それと意外と重要なのが設置場所です。
HDDは熱に弱いので、風通しの良い場所で使うようにしてください。
特に高温になりやすい夏場にも気をつけましょう。

大切なデータを保存するなら、外付けHDDを複数使い分けるか、
別の機器(USBメモリやCDなど)を使って二重バックアップしておいた方がよさそうです。