CPUってなに?

CPUは「Central Processing Unit」の略です。

ハードディスクドライブは本、メモリーは机の上と例えましたが、CPUを例えると人の「頭脳」になります。

計算や情報処理を行うパーツであり、パソコン内部の中心的な存在だといえます。

CPUの役割って?

CPUは、計算・情報処理と書きましたが、CPUは司令塔みたいなものです。なのでプログラムに命令をしたりする部分でもあります。

データ処理などもCPUで行われるので、性能が悪いと、パソコンの処理スピードが悪くなったりします。

クロック数

よく名称の横に数字が書いてあります。3.00GHzとか3.50GHzとか。

これらは周波数(クロック)です。数字が大きいほど高性能だといえます。クロック数が高いほど処理速度も良いのです。

CPUのコアについて

あまり難しく説明するとよくわからなくなると思うので、今回はなるべく簡単に解説したいと思います。

コアの役割ってなに?

CPUの内部にはデータ処理をするプロセッサコアが存在します。コアは処理を行う、中心部分のことです。
つまりパソコンの「頭脳」的な存在ということです。

シングルは一つのコアしかありません。デュアルには二つ存在しています。さらにクアッドには四つのコアがあります。

数が多いほど分担作業ができるので、たくさんの情報を効率的に処理することができるようになるのです。

数による名称の違い

・シングルコア(1つ)
・デュアルコア(2つ)
・クアッドコア(4つ)
・ヘキサコア(6つ)

コア数で名称が違います。
私が初めてBTOを利用したときはデュアルが主流でしたが、今ではクアッドも当たり前になってきましたし、それ以上のコア数も存在します。

ターボブースト(TB)ってなに?

ターボ・ブースト・テクノロジーはIntelの技術で、自動的に周波数をあげる仕組みの事です。

何だか難しそうですが、大まかに知っておけば良いと思います。簡単に説明しますと、コアがたくさんあっても使われてないものが出てきます。

4つあっても2つで十分だと判断された場合、2つを休止状態にし、残りの2つの動作に力を入れます。

ターボブースト(TB)により、自動的にコアの性能を引き上げてくれるのです。

キャッシュについて

キャッシュというとデータを一時的に保存する場所です。
データを一時的に置くといえば、メモリーが頭に浮かぶかと思いますが、CPUとメモリーがデータのやり取りをするのは効率的ではありません。

そのためCPUとメモリーの間にデータを一時保存(キャッシュ)してしまえば、さらに読み込み速度が向上すると考えられました。

つまりキャッシュとは頻繁にアクセスするデータをもっと速く読み込んで、システムを向上させよう!ってことです。

なので、BTOのCPU項目に表記されているキャッシュサイズは、大きいほど良いといえます。

初心者ならどのようにCPUを決めたらいいのか

ここまでの解説で、結局CPUってなんだろう?と思う方も多いかもしれませんが、CPU性能が高ければ高いほど、処理能力があがり、使いやすくなるという単純な仕組みです!全部覚えなくても大丈夫です!

初心者さんなら、コア数が多い&数値が高い=快適、と覚えておけばOKです!

BTOパソコンショップドスパラの表を例にすると、2019年では、i9からCeleronまでありますが、今のところi7の方が多いのではないでしょうか。

表では、上にいけばいくほどCPU性能も高くなるのですが、その分製品価格も高くなっています。

個人的なオススメとしては、今のところi7を推します。よほど特殊なクリエイティブな事をやらないならi7で十分です。他のパーツの性能にもよりますが、最新のMMOやイラスト制作なら問題なくできると思います。

予算がある人ならi9でもいいですが、もう少し標準価格になった頃合いで購入するのがベストかなと思います。