サウンドカード

サウンドカード(Sound card)、サウンドボード、オーディオカードと呼ばれています。
パソコン内の音を出すパーツです。
また外付けのものをオーディオインターフェイスと呼ぶこともあります。

 

 

オンボードについて

パソコンには最初から「オンボード」といって、
最低限を出すものが付けられています。

オンボードはグラフィックチップも付いているので、
一般的取り付けしない人がほとんどかもしれません。
そのため取り付けするかは、個人の好みによるところが大きいと思います。
以下に少し詳しく書きましたのでよかったら参考にしてみてください。

 

 

サウンドカードのメリット

音質にこだわりを持っているかどうかが重要です。
サウンドカードのメリットといえば、音質が良くなります。

どのように音質がよくなるかについてですが、まずノイズが軽減されることが多いです。
パソコン内といえばノイズの塊といわれています。
パーツの稼動音や、ファンの音などによってノイズが発生してしまう場合、
サウンドカードを使うことで軽減されるのが特徴です。

 

一般的にはそこまでする必要はないですが、
音声チャットや、ストリーミング配信(リアルタイム生放送)などでは必須です。
ヘッドフォンやイアホンをよく使うなら必要になると思います。

 

 

外付けサウンドカードについて

最近では「外付けサウンドカード」もあります。
従来のものと違い、簡単にUSBケーブルを接続して使えます。
こちらも同様にパソコン内に含まれるノイズを軽減する効果があります。

 

外付けは取り付けも簡単ですし、今では安価なものが多いので
気軽に設置を考えているならこちらをおすすめします。
低価格のものでも直接イアホンやヘッドフォンを差込むよりは
ノイズは軽減します。

 

物によっては音量調節やエフェクト、エコーを付けられるものも多く、
外部ですべて調節できるので最近の主流は外付けだと思います。

ちなみに私は現段階でオーディオインターフェイスを使っていますが、
ノイズが大幅に減りました。(検証済み)

外付けサウンドカードに関しましてはこちら

 

サウンドカードの見方について

 

 周波数について

表記にHz(ヘルツ)と書かれているものです。
周波数は1秒以内に何回空気が振動するのかを表しています。

例えば10Hzだと1秒間に10回振動します。
20Hzだと1秒間に20回振動します。

周波数はあくまで目安となっているので、
高いほど音質が良いというわけではありません。

 

 

サンプリングレート(周波数)

サンプリングレートとは、アナログの信号をデジタルの信号に変換することです。
音声データを1秒間に何回サンプリングするのかをHzで表したものです。
この数値が高いほどデータ量が多く、高音質とされています。
ちなみにCD音源の周波数といえば、44.1kHzです。

 

人には可聴域といって聴き取れる上限があり、それが20Hzほどとされています。
なので、サンプリングレートはあくまで目安と考えておくといいですね!

 

 

SN比

SN比とは「Signal Noize」の略で、
名前にもある通りどれだけのノイズが入っているかという比率です。

SN比が高いほど雑音がない音質だといえます。
質が良い音とは雑音をいかに抑えるかが最も重要だといえます。

 

 

量子化ビット数

bit(ビット)と表記されています。
よく16bit、24bitなど見かけると思います。

CDは上記の周波数と合わせて、44.1Khz・16bitが主流です。
DVDは最高24bitがあります。

このビットとは単純に数値が高いほど音質がよくなります。
・音質がよくなる=データ量が増える